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予防・メンテナンスの考え方

予防・メンテナンスの考え方

当医院では、予防中心の歯科医療を積極的に取り組んでおります。もちろん治療も行いますが、治療はただの通過点にすぎません。大切なのはその後の「メンテナンス」、『お口の中の健康を維持」する事だと思います。
さらには「ケア」、『未然に防ぐ』これが最も大切な事だと思っております。
そのためには治療前の「治療計画」の段階から、どうしたら長期に渡り維持するかを考えなければなりません。当医院では「治療前」「治療中」「治療後」と『お口の中の健康を維持』するためのプランをご提案いたします。

予防・メンテナンスの現在

予防・メンテナンスの現在

現在、全国の歯科医院の数は、70000件と言われています。しかしながらそのうちで予防中心の歯科医院の数はおよそ1%程の700件ぐらいと言われています。そして東京都内では、常勤の歯科衛生士が常時在籍している歯科医院は40%で、そのうち予防を行うことができる歯科衛生士は、残念な事にたったの6%です。
当医院ではそんな熟練された歯科衛生士による、予防カウンセリングを行い、患者様のライフスタイル等を伺いながらご一緒に考えながら『お口の中の健康を維持』するプランをご提案させて頂きます。

予防・メンテナンスの必要性~なぜ、予防・メンテナンスが必要なのか~

予防・メンテナンスの必要性〜なぜ、予防・メンテナンスが必要なのか〜

皆様の歯科医院の利用のしかたは如何ですか?
「歯に穴が開いた。」「歯が痛い。」「歯がぐらぐらする。」「歯ぐきから出血する。」「歯ぐきが腫れた。」「親知らずが痛い。」と、いったところでしょうか?

主に上記のようなトラブルの原因は、『虫歯』と『歯周病』なのです。
そしてこれら二つの疾患は歯科の二大疾患と呼ばれ、歯を失う主な疾患と言われています。

大げさに言えば、『虫歯』と『歯周病』で人は歯を失うのです。
逆に言い換えれば、『虫歯』と『歯周病』になりさえしなければ、歯は一生残す事ができます。
よく「歯を失うのは老化現象だからしかたがないね。」とおっしゃる方がいますが、実はそうではないと言う事なのです。『虫歯』と『歯周病』から歯を守れている方は、年をとってもみなさんしっかりとご自身の歯をお持ちになられています。

歯を失う2大疾患~虫歯と歯周病~

虫歯と歯周病の原因は、主に細菌による症状が多いです。
実は、お口の中にはおよそ300~500種類の細菌が住んでいます。

これらは普段あまり悪いことをしませんが、ブラッシングが充分でなかったり、砂糖を過剰に摂取すると細菌がネバネバした物質を作り出し、歯の表面にくっつきます。

これを歯垢(プラーク)と言い、粘着性が強くうがいをした程度では落ちません。

この歯垢(プラーク)1mgの中には10億個の細菌が住みついていると言われ、虫歯や歯周病をひき起こします。その中でも歯周病をひき起こす細菌が特異的に存在していることが解明されています。

虫歯

虫歯

皆様、虫歯というものに対して、少なからず一度は言葉自体お聞きしたことがあると思います。いわゆる、歯が痛いというものが虫歯という概念とされています。

一般的には「虫歯になっても、削って治療をすればよくなる」と考えている方は多いのではないでしょうか。確かに、虫歯の部分を削り取り、硬い金属の詰め物・かぶせ物をすると、何だか以前よりも丈夫になった感じがしますよね。
しかし、残念なことに、歯は治療すればするほど悪くなります。

あまり知られていない事ですが、お口の中というのは非常に過酷な環境に置かれています。熱い食べ物、冷たい飲み物が絶えず入ってきますし、物を噛み砕く際は歯と歯がはげしくぶつかり合います。この厳しい環境下が原因で、「歯」と「詰め物・かぶせ物」の間には目で確認できないほどの小さな隙間がどうしても生じてしまいます。そこから虫歯菌が侵入し、虫歯が再発することになるのです。

そして、一度、治療した歯を再治療する際には、さらに大きく歯を削る必要があります。

この再治療のサイクルを繰り返してしまうと、最終的には削る歯もなくなり、抜歯、そしてインプラント・入れ歯・ブリッジの流れをたどることとなってしまいます。

このことを裏付けるお話として、成人の方の虫歯治療のほとんどは、新たにできた虫歯の治療ではなく、過去に治療した歯の再治療であると言われています。

1度治療した歯は強くなったのではなく、弱くなったという認識が大切です。

歯周病

歯周病

最近だとよくニュースやCMなどで耳にする機会が増えているかと思います。
歯周病も、虫歯と同様で細菌による症状です。

歯周病とは、歯と歯肉の境目(歯肉溝)の清掃が行き届かないでいると、そこに多くの細菌が停滞し(歯垢の蓄積)歯肉の辺縁が「炎症」を帯びて赤くなったり、腫れたりします(痛みはほとんどの場合ありません)。

そして、進行すると歯周ポケットと呼ばれる歯と歯肉の境目が深くなり、歯を支える土台(歯槽骨)が溶けて歯が動くようになり、最後は抜歯をしなければいけなくなってしまいます。

歯磨きだけの予防は難しい

歯磨きだけの予防は難しい

「毎日、歯を磨いているのに虫歯・歯周病になるのはどうしてですか?」
患者さんからよく聞かれる質問のひとつです。

もちろん、毎日の歯磨き習慣は大切なことです。
しかしながら、それだけでは虫歯・歯周病の予防ができないのもまた事実です。

その秘密は、バイオフィルムとよばれる歯磨きをしていても除去できない強力な汚れにあります。

この強力な汚れは、歯磨き剤だけでは完全に落とし切ることはできません。これが、毎日、歯を磨いていても虫歯・歯周病になってしまうメカニズムなのです。

強力な汚れをバイオフィルムと呼び、虫歯菌・歯周病菌などにとってのバリアのようなものといえます。このバリアを壊さない限り、虫歯菌や歯周病菌に直接効果的な攻撃を加えることはできないのです。

このバリア(バイオフィルム)を除去するためには、歯科医院で定期的にPMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)と呼ばれる"プロによる機械を用いた歯のクリーニング"を受ける必要があります。

健康な人が訪れる、予防・メンテナンスクラブ
オーラルリラクゼーションクラブのご提供

当医院の予防・メンテナンスクラブでは3~4ヶ月に1度、歯科衛生士によるプロフェッショナルクリーニングや必要に応じたフッ化物の塗布、そして歯科医師による口腔内の様々なチェックを定期的に行うことによって、生涯ご自身の歯で噛めるようお手伝いをさせて頂きます。

入会金および年会費は無料です。年に1度様々な特典がございます。

なぜ、このような取り組みをしているかと申しますと、前述の通り歯磨きだけでは完全に予防は出来ません。

一般に言われているのは、およそ2~3週間もするとお口の中の細菌はもとの状態に戻ってしまうと言われています。ですが、まだこの時点では心配はいりません。実はこの時点での細菌はまだ幼弱な赤ちゃんの細菌なんです。虫歯菌であれば歯を溶かす酸をまだ出しませんし、歯周病菌ならば骨を溶かす毒素を出しません。これら細菌が成熟し、悪さをしだすのがおよそ3~4ヶ月後と言われています。 ですから細菌が悪さを始める前に再びプロフェッショナルケアで細菌を除去してあげれば良いわけです。

これを繰り返し行うことにより、虫歯や歯周病を防ぐことができるのです。

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  • ご予約・お問い合わせはこちら 03-6907-0822
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