現在まで、国内・海外を問わず、プラセンタを含むヒト胎盤を原料として製造された医薬品の投与によって感染が伝播したとの報告はありません。しかし、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)等が伝播するリスクを否定することはできません。このため、ヒト組織や血液を原料とした製品(輸血やプラセンタ含む)を一度でも使用した方は、その後献血が出来なくなります。
メルスモン(1956年発売)とラエンネック(1974年発売)は、発売以降、プラセンタ投与によるB型・C型肝炎、エイズ、vCJD等の感染症は報告されていません。