予防を当たり前に
80歳時の残存歯数平均が、日本とスウェーデンでは大幅に違うことを知っていますか?
日本では13本ですが、スウェーデンではなんと25本です。これほどの差が生まれる理由は、歯科医療に臨むスタンスの違いにあります。
スウェーデンでは9割の人が歯科の定期健診を受けており、何もなくても歯医者に通うことが当たり前です。一方、日本では歯が痛くなったら歯医者に行くという人がほとんどで、定期健診を受けている人はわずか2%しかいません。
生涯にわたり歯を残す方法は「予防」だけです。治療から予防へ意識を転換し、私たちと一緒に今日から予防を始めましょう。
当院の予防・メンテナンス
当院は「予防中心の歯科医療」に積極的に取り組んでおります。治療はただの通過点にすぎません。大切なのは、治療後のメンテナンスでお口の健康を維持し、年3〜4回のプロフェッショナルケアでトラブルを未然に防ぐことです。歯科衛生士が予防カウンセリングを行い、患者様のライフスタイル等を伺いながらお口の健康を維持するプランをご提案いたします。
予防ルームと予防・メンテナンスクラブ
当院は、患者様に予防を楽しんで前向きに取り組んでいただくために、予防専用のお部屋と会員制予防・メンテナンスクラブをご用意いたしました。いずれも「歯医者さんは治療する場所」という従来のイメージをガラリと変えるものです。その魅力をぜひ一度体感してみてください。
会員制予防・メンテナンスクラブはこちら
歯を失う原因の大半は、むし歯と歯周病です。むし歯はむし歯菌の酸で歯が溶ける疾患、歯周病は歯を支える骨(歯槽骨)が歯周病菌の毒素で溶ける疾患で、いずれも「細菌による感染症」なのです。
一方、私たちは「細菌の塊＝プラーク(歯垢)」を歯磨きで落としているはずですが、残念ながらほとんどの方はプラークを半分程度しか落とせていません。上手に磨けている方でも2割程度の磨き残しがあります。
つまり、生涯にわたって自分の歯で食事を楽しむためには、定期的にプロのケアを受けて磨き残しを取り除くことが必須なのです。
